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大阪市の卸売市場3拠点あります!
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- 2022.10.19
トトクルを運営する井内水産は、大阪市福島区にある「大阪市中央卸売市場」のそれも「本場」という場所にあります。
皆さんの中で「中央卸売市場」と言えば、この福島区を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
でも「本場」って言葉は耳慣れないのでは?
実は、大阪市には中央卸売場は3拠点あるんです。
今回は、その3市場を簡単ではありますが、ご紹介していきます。
トトクルの本拠地「本場」。水産と青果を取り扱う市内最大の市場。
1931年(昭和6年)に、市内に12あった市場を統合し、福島区の現在の場所に開設されました。
90年以上の歴史があり、市民の食生活安定のため、生産者と消費者をつなぐため、食材流通を要所としての役割を担ってきました。
また、たんに大阪だけでなく西日本の基幹市場として、安全・安心な食の流通・情報を提供しています。
我が井内水産も、本場で親子3代にわたり、厳選した目利きで大阪・浪速の味を支えていきました。
大阪市南部の流通拠点「東部市場」。
戦後の復興で、取扱量が’毎年増加の一途をたどってた本場が過密になったことから、昭和29年に大阪市の南部区域を開設区域とし建設計画が始まり、昭和39年11月に完成、業務が開始されました。
改築や改修を重ね、平成24年4月から一層機能的で使いやすい市場として生まれ変わりました。
本場と同じく、水産物と青果を取り扱う、大阪市南部の食の流通拠点として機能しています。
取扱高は全国第2位!食肉市場の「南港市場」。
大阪市住之江区にある食肉専門の市場。食肉市場の中では全国第2位であり、西日本における中核市場となっています。
昭和33年に大阪市が全国に先駆け、西成区に「中央卸売市場食肉市場」を開設。
その後、施設の狭あい・老朽化とともに、食肉の流通形態の大きな変化に対応するため、南港南埠頭地区への移転を決定され、昭和59年3月末に完成し名称も「南港市場」と改め業務を開始しました。
消費者に対して常に安全かつ安心な食肉を提供できるよう市場運営を進めています。
各市場が力を合わせ、大阪の食の安定を支えています。
紹介した3市場は、いずれも大阪市が管轄している拠点です。
そのほかにも、大阪市内には民営の卸売市場が数カ所有り、これら市場が力を合わせ、大阪・西日本の食を支えています。
皆様は普段、なかなか卸売市場に足を運ぶことは無いと思いますが、スーパーや百貨店、小売店などで販売されている食材の多くは、この卸売市場から供給されている物です。
お買い物の際、少し卸売市場やそこで働く仲買人達を思い浮かべていただけると嬉しいです。