アンバサダーブログ
シェフと井内水産 ー仲卸の仕事ー
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- 2022.10.08
大阪中央卸売市場 仲卸の仕事
お魚は鮮度が命とよく言います。たしかに新鮮な魚介類は美味しいのですが、実はそれだけですべての食味が決まるわけではありません。
まずお魚には「旬」と呼ばれる美味しい時期があります。そんな美味しい時期の魚介を目利きと競りのスキルで専門的に判断し、必要な業者(飲食店や小売店など)販売し届けてくれるのが「仲卸」さんです。
食材の仕入れの大変さ
シェフを仕事とする上で美味しい食材を手に入れるのはいちばん大事な部分です。でも朝から海に行って魚を釣るわけにもいきません。街のスーパーや商店街の魚屋さんでも当然その日のいいものを揃えていますが、やはり一般家庭に向けた商品としての誰でも知ってる種類の魚をリーズナブルにという商売ですから品揃えや鮮度にはそれなりというものしかありません。
我々シェフ業ではお客様により美味しいものを提供したいという気持ちがありますのでやはり満足できない部分があるのです。
仲卸さんにお願いするとその日のメニューを決めるときに必要な食材を一番いい状態で揃えてくれます。
鮮度も魚の状態(脂ののりや味)もその日の一番を競り落として持ってきてくれます。
またその日のおすすめや新しい魚種の紹介もあり、新しい料理に挑戦できるなど我々にも刺激のあるお付き合いができるのです。
トトクルと仲卸
そんな大阪中央市場の目利きで揃えた魚介の美味しさを一般の方にどのようにすれば届けられるのか?
今挑戦しているのはそんな目利きの素材を使って、トトクルとのコラボ商品開発です。美味しい時期の美味しいものを美味しい形で、皆様に送り届けられるように奮闘しています。